メンズヘアデザインこだわりの似合わせ方法5選

男性のヘアデザインはライフスタイルの制限や社会的に求められる立場などから、ショートデザインが多いですね。

「爽やかで清潔感があること」

当たり前なのかも知れませんがこれが大きなテーマですよね。

だからカウンセリングでオーダーを受けるのはどの世代も

「耳が出る長さで、襟足はさっぱり、前髪は眉にかからないように、、」

は定番です。

このナチュラルなデザインも、作るのはとても楽しいです。

同じような見た目でもその人の個性に合わせた工夫ができるから。

逆にヘアデザインを自由に楽しめる人方はそれはそれで職人気質な僕の腕の見せ所でもあり大好きですがね！

そして今回は一見ナチュラルな見た目でも似合わせのためのたくさんの工夫をしている「メンズヘアデザインこだわりの似合わせ方法5選」をご紹介していきます。

骨格補正

まず、骨格補正のために顔型と頭の形を確認します。

西洋人バランスに見せたいから。

主にハチが張っているかいないか？ハチが張っている人ほど後頭骨も潰れています。

ハチが張っていない人は後頭骨が出っぱっている人が多い。

だから僕は1番最初にハチ部分からカットします。

なんでか？ハチを凹んで見せるためには他の部分に適度な長さが必要だからです。

生えぐせに合わせてバランスを整える

ショートであればあるほど生えぐせの影響をうけるし、毛流れが一定方向ではなくいろいろな方向へながれてしまいます。

このはえぐせを自然に見せるためにいろんな角度から切る必要があります。

とく前髪とサイドにクセがでやすいので切り方やすき方でナチュラルに見せていきます。

肌への馴染みをフィットさせる

特にサイドと襟足に気を使い、肌への馴染みをフィットさせていきます。

刈り上げるようなら肌と髪の境界線にグラデーションをつけて切ります。

刈り上げないちょと長い場合でも軽さ、すき方でグラデーションをつけます。

こうする事で切りました！！って感じの切り立ての恥ずかしい感じがなくなりますよ！

肌から自然に髪に入り込んでいくような感じに。

切り終わったあとの1週間後のような馴染みを最初から出す。

カラーで言うと白黒の間に中間の灰色を置いたような、そんなグラデーションをつけます。

トップに高さを出さずに奥行きをだす

トップに高さを出してしまうと、奥行きが出ません。

逆に言えばトップやつむじ周辺を凹ませれば前後に長い奥行きのある形が作れます。これまた

西洋人のような、クールな横顔になる。

ちょっと説明が難しくなりますが、なんでもバランスなんです。

どこかが凹むと隣りは出る。山と谷バランス。造形論。

カットでそんな事ができるのか？！

できるんです。

1つのデザインをスタイリングで3倍楽しむ

まずは前髪を下ろす、分ける、上げるやり方をレクチャー。

ご自分が思っているよりも7割以上周りからの印象は変わりますよ！男性像を使い分けましょう！

次にスタイリング剤の種類で質感を作り分けて印象を変えましょう。

スタイリングオイル、ワックス、ミルク、グリース、ジェル、ジェルワックス、スプレー…さらにそれらを混ぜたり。

季節、髪質、ヘアデザインにもよりますがファッションとの関係性も大事です。

これに関してはお客様のスタイリングの感覚に合わせてお伝えします。

なーにもしない方は1つのパターンだけやって見てもいいし、スタイリングが得意で好きな方はぜひ僕に聞いてください！

男性像作り替えるの得意なんで！

まとめ

メンズヘアデザインこだわりの似合わせ方法5選でしたが、実はまだまだあります。笑

でもやっぱり同性のヘアデザインって力が入るしカットもヘアデザインの説明も夢中になりますね。

女性デザインはまた別の楽しさがあるんですよね！

メンズヘアデザイン集もまた別の機会にご紹介しますね！